今のSEO対策で超重要なSXO対策ってなに?
SEO対策でU-R-Aが重要といわれたのだけど、具体的には何をすればいいの?
といった2020年7月現在、これは絶対にしておいた方がいいと私が思うSEO対策について解説していきたいと思います。
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、広告代理店でWebマーケティング担当と営業をしつつ、副業ブログで月50万円ほど稼いでいます。
今回は、IT業界、Webマーケティング業界に転職を考えているあなたへ、実際にWebマーケ担当として働いている私(つい最近退職しました)が、20代、30代の方に熱く語りたいと思います。
SEOとは?

「【SEO対策の基本】稼ぎたい人全員がやるべき対策方法23」で細かく説明しましたが、検索エンジン最適化のことです。
SEO対策をすることで自分のサイトが上位に表示される確率が高くなります。
しかし、Googleは3か月に1度ほど大規模なアップデートを行い、その都度、アルゴリズムが変化しています。
しかも、アルゴリズムの詳細は発表されず、Googleが公式にしているのは「Google が掲げる 10 の事実」です。
今まではSEO対策と被リンクが重要だといわれてきましたが、GoogleがAIを使用するなど、更に検索エンジンの精度と速度を上げようとしていますので、すべての対策をするというのは不可能です。
そこで今注目されているのがSXO対策です。
SXO対策とは何か?具体的には何をしたらいいのかをご説明していきたいと思います。
SXOとは?
SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとったものです。SEO対策というのは検索エンジンが求めるサイトを作成し、検索結果で上位表示するための対策といえます。
それに対して、SXOというのは「Search Experience Optimization」の略で、「検索体験最適化」を意味しています。頭文字をとるとSEOとなってしまうため、区別するためにSXOと呼ばれています。
検索体験とは

実は2016年ごろから注目はされていたSXOなのですが、ユーザーの検索行動を分析して、始めから終わりまでどのような流入をしてきたのか?どこに出て行ったのか?といった一連の流れになります。
普通ユーザーは目的があって検索エンジンで検索するので、検索したページで問題が解決できるページが、ユーザーの検索意図に沿ったページともいえます。
なので、検索エンジンでクリックされても、自分のサイトで解決されず、違うサイトへ行ってしまったり、滞在時間が短かったりというのは、そのページで問題が解決されたとみなされないので評価が低くなります。
この検索をした一連の流れが検索体験といわれるもので。
なので、SXO対策ではユーザーが検索した目的を達成できるようにサイト、コンテンツを作成することが必要です。
ユーザーのためのサイト設計と制作が重要です。
SEO対策で大切なこと

SEO対策では、上位表示するためには、内部リンク対策と外部リンク対策が重要だと書きました。
これは、SXO対策でも重要で、被リンクをもらっている方が有利になります。
ただし、質の高いリンクをもらっているかという事が重要で、低品質のサイトから被リンクを幾ら貰っても、逆に評価が下がるという事です。
ブラックハットというやり方があったのですが、よほど注意してやらないと、せっかく作ってもあっという間に、検索エンジンから飛ばされてしまいますので、個人的にはあまりお勧めできません。
SXO+被リンク
今のSEOで上位表示するためにはこのSXO+被リンクというのは、すごく重要になります。
誤解しないでほしいのは、記事の内容とかサイトの内容が何でもよいというわけではないです。
当然使いにくいサイトだったり、役に立たない価値のない記事であればユーザーは満足してくれないのでSXOの評価は低いので、上位表示できません。
SXOは具体的に何を気を付けるべきか?
SXOで重要なU-R-Aについて解説してみます。
SXOで重要なU-R-A

ユーザビリティ
まず最初のUはユーザビリティです。これは操作性のことです。
ざっくり言ってしまえばユーザーが求める情報にスムーズにアクセスできるかどうかが重要です。
検索しに来てもスムーズに検索結果に届かないのでは、ユーザーはいくら価値のある情報だとしても滞在時間も短いですし、直帰率が短くなるので、アナリティクスなどでチェックする必要があります。
当然、スマホ表示でのチェックもして下さいね。
レリバンス
レリバンス(relevance)とは関連性・意義という意味で、何か二つの物の間につながりがあるということです。 社会学者の本田由紀さんの著書で使われ、よく聞かれるようになった言葉です。
簡単い言えば、適合性のことです。
検索意図にマッチしたコンテンツが書けているのかが重要です。
このレリバンスについてはSEO以外のネット広告でもすごく重要なポイントです。
連動性のある広告を意図的に載せたい場合には、検索意図にあった記事を書いていないと、まったく関係ない広告が表示されてしまいますし、単価が低い広告になるので、アドセンスで稼ぐ場合などは気を付けたいことです。
オーソリティ
オーソリティ日本語にすると権威性のことです。
例えば運営者がそのジャンルの第一人者、第一情報提供者。
あとは権威性のあるサイトからの被リンクがあるかということが重要です。
このユーザビリティ、レリバンス、オーソリティの頭文字を取ってU-R-A呼ばれます。
SXO対策の基本はこのU-R-Aを高めることです。
そうすることで操作性、権威性を高めていくのが対策です。
ここからはいくつかの具体的なSXO対策を解説していきたいと思います。
5つのSXO対策

具体的なSXO対策は5つあります。これは誰でもできる事なので、必ずやりましょう。
思っているほど大変ではないので、構えないで読んでくださいね。
SSL(HTTPS)化
まず1つ目のSXO対は、必ずして欲しい、SSL(HTTPS)化です。
SSL(HTTPS)化することでサイトのセキュリティが向上しますし、セキュリティが向上するということはユーザーが安心してサイトを利用できるようになります。
日本でも85%のサイトが https に対応していますだから SSL(HTTPS)化じゃないと不安で使えないっていう人も多いはずです。
https じゃないと警告が表示されるようなブラウザもあります。
また SSL(HTTPS)化されているかどうかは、直に検索順位にも影響しますこれはGoogleが公式に発表している情報です。
SSL(HTTPS)化だとプラスになるというよりは、従来のの http のままだとマイナスになるような
イメージです。
大手のレンタルサーバーであれば無料でSSL(HTTPS)化を利用することができますし、サーバー管理画面で設定するだけで簡単に使うことができます。
私が使っているXサーバーはドメインを設定する時に自動で設定してくれるので、誰でもできます。
自分のブログ url が https から始まっているかどうかをまずは確認してください。
ページ表示速度
2つ目のSXO対は、ページ表示速度ですが、ページ表示速度が3秒を超えると急激に直帰率が上がることがわかっています。

これは2018年1月に海外で発表されたレポートです。このグラフを見てもらうと3秒以降で直帰率が急激に跳ね上がっているのが分かってもらえると思います。
なのでサイトのページ表示速度は2秒以内でいることがすごく重要です。
またページ表示速度は google のランキング決定要因の一つになっています。
ブログをワードプレスで作っているのであれば、プラグインを使って簡単に改善が出来ます。
一つ目がキャッシュプラグインの導入です。私としては「WP Fastest Cache」をおすすめし
ます。
2つ目が画像軽量化プラグインの導入です。これも「EWWW Image Optimaizer」をおすすめします。
私がワードプレスを使っている理由は、プラグインで多くの改善が出来るからです。
ちょっと昔なら、数百万円の開発費が必要だったものが、無料で使えるのですからブログのプラットフォームとしては、ワードプレス以外には今は考えられません。
サイト設計

3つ目のSXO対は、サイト設計です。
初心者の方でとりあえず作り始めてから、変更を加える方がいますが、これは手間もかかりますし、思っている以上に上位表示されません。
私も最初のころはとにかく、記事を書かなければと思いましたが、何回か失敗をしているうちにサイト設計の重要性に気付きました。
サイト設計で重要なことは読者が求める情報にスムーズにアクセスできるかという事が重要です。
ウェブの世界では有名な3クリックルールというものがありますが、これは「サイト内のどのページにも3クリック以内でアクセスできるのがベスト」という考え方です。
ただこの3クリックルールは、今では神話だって言われています。
なぜ神話と言われているかと言うと、目的のページにたどり着くまでのクリック数は離脱率とか満足度に影響しないことが分かったからです。
1クリックルール
3クリックルールと似たもので1クリックルールというものがあります。
これは1クリックで全ページにアクセスできるようにするという意味ではないです。
これは1クリックごとに目的のページに近づいていくことが重要という考え方です。
なので、ユーザーが求める情報にスムーズにアクセスするためには、事前にサイト設計をしっかりやっておく必要があります。
ですから、とりあえず記事を書き始めるって言うのはNGなんです。
行動を起こすという事ではあっているのですが、時間を無駄にしてしまうので、気を付けたいところです。
とりあえず記事を書き始めてしまって後から、サイト設計をするっていうのはすごく難しくて手間がかかります。
こちらに関しては、長くなるので、「SEO対策に強いサイト設計方法の話、本気でやりたいならこれ大事」で記事にしてますが、イメージとしては流れをしっかり作ってあげるという事をイメージしてサイトを作ってください。
コンテンツ内容

4つ目はコンテンツ内容です。検索意図にマッチしているコンテンツかどうかがすごく重要になります。
この記事であれば「今のSEO対策で大切なU-R-Aとは?SXOって何?」という人のためにできるだけわかりやすく書いています。
読書は特定の目的を達成するためにキーワード検索をしてサイトを訪問しますので、この時者の目的を達成するというのは何より重要になってきます。
何を知りたいのか?をしっかり把握しないといけません。
マイクロモーメント
ここでマイクロフォーメントというものを解説しておきます。
これは2015年に googleが提唱したものです。
検索行動が起こる4つの瞬間というのを google が発表しています。
この4つの瞬間というのは、
- Know
- GO
- Do
- Buy
の4つです.
要するに「知りたい、行きたい、何かをしたい、何かを買いたい」ときに検索行動が起こるということです。
これはみんながスマホを使うようになって可能になったことです。
では読者がどの瞬間に自分のブログにアクセスをしているか?
このマイクロモーメントを参考に考えると、重要なことは検索キーワードから検索の目的を見ることになってきます。
この検索の目的を検索意図と呼びます読者の検索意図満たす記事を書くことが何より重要なのです。
検索意図に応じた記事の勝ち方はまた解説をしていきますが、記事を書く際にただ書いてもダメだという事なんです。
検索意図を考える時の注意点
ここで検索意図を考えるときに注意したいポイントについてお伝えしておきます。
1キーワード1検索意図ではない。

初心者でよくある間違いとして一つのキーワードで検索意図は一つだと思ってしまうことがありますが、実際にはそんなことはなくて一つのキーワードでも検索意図というのは各個に渡ります。
ですから、記事ではたくさんの検索意図を満たすように網羅的な内容を扱うことが重要となります。
ただし、網羅的に書くんですが、長文記事は今ではNGとなってきています。
網羅的に解説すると、どうしても記事は長文になりがちです。ただ読者は正直少しも読みたくないです。
スマホで、スクロールする時を思い出してみてください。あまりに長いと嫌ですよね。
なので、この時にオススメなのがまとめ記事です。
まとめ記事というのは、検索意図に対して広く浅く網羅的に扱う記事のことです。
各コンテンツの詳細に関しては別の記事で書きます。
そうすることで、読者のストレスを減らせるんです。
読みやすさ

5つ目は、読みやすさです。
この読みやすというのは読者に飽きずに最後まで読んでもらえるかということになります。
すぐにできる対策として二つ紹介をしておきますね。
まず一つ目が記事内の重要な部分は、装飾をすることです。
重要な部分を装飾することで記事を読み飛ばして読んでいる読者にも、重要な部分も読ませることができます。
2つ目が1画面を文字で埋めないことです。
例えば、画像を使う、箇条書き表吹き出しなどを使う、この時にスマホで見た目を確認することを忘れないようにしてください。
あくまでも読みやすき記事なのかを確認することは大事です。
まとめ

最近のSEO対策ではこのSXOというのがすごく重要になってきています。
簡単に言えば検索した読者が満足すれば、検索エンジンでは上位表示しやすくなります。
SXO対策として1つ目が、ssl 化です。
ssl 化するとサイトのセキュリティが向上します。ユーザーが安心して使えるようになっていると、検索順位にも影響します。
大手レンタルサーバーであれば無料でssl 化を利用することができます。
2つ目がページ表示速度です。
ページ表示速度が3秒を超えると直帰率が急激に跳ね上がります。
またページ表示速度は google の検索順位にも影響します。
ページの表示表示速度を簡単に改善するにはプラグインの導入がお薦めです。
キャッシュプラグインとして「WP Fastest Cache」画像軽量化プラグインとして「EWWW Image Optimaizer」
この2つのプラグインがおすすめです。
三つ目のSXO対策はサイト設計です。
クリックごとに目的のページに近づけるようなサイト設計をすることが重要です。
なのでブログを作り始めるときは事前にサイト設計することを忘れないようにしてください。
くれぐれもいきなり記事を書き始めることがないように注意をしていきましょう。
4つ目はコンテンツ内容です。
検索意図にマッチしたコンテンツかどうかが重要です。
読者は特定の目的を達成するためにキーワード検索をしてサイトに訪問しています。
この読者の目的達成というのが何より重要です。
検索キーワードから検索意図を見抜いて記事を書きますが、この検索意図に応じた記事の書き方はまた別の記事で解説をしていきたいと思います。
検索意図に応じた記事の書き方で注意したいのは、1ワード1検索意図ではないという事です。
1つのキーワードでも検索意図いうのは多岐にわたります。
なので記事では網羅的に内容を扱うことが重要です。
そして、この時にまとめ記事を書くのがオススメです。
まとめ記事というのはトピックの内容も広く浅く網羅的に扱った記事のことです。
詳細に関しては別の記事で書きます。
この時に長文記事にならないように注意をしましょう。
このまとめ記事の書き方に関しても別記事で詳しく解説をしていきたいと思っているので、少々お待ちください。
5つ目は読みやすさです。
読者に飽きずに最後まで読んでもらえることが重要です。
読みやすくするためには重要な部分を装飾したり、1画面文字だけで埋めないようにしましょう。
画面を文字だけで埋めないようにするには、例えば、画像を使ったり、表や吹き出しなどを使ってみましょう。
この時にスマホで見た目を確認することを絶対に忘れないようにしてください
SEO対策で上位表示したければ、今回解説したSXO+被リンクを意識していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!