こんにちは!今回はSEO対策に強いサイト設計方法を解説していきます。
「今のSEO対策で大切なU-R-Aとは?SXOって何?2020」で、大事なことの一つとして解説しましたが、今回はサイト設計というのを詳しく説明していきます。
なので、今回はサイト設計の話ばかりです。
最初にサイト設計をやっていなかったから、あとから内部リンクがぐちゃぐちゃになってしまった。
サイト設計なんて関係ないでしょ?
と思ってサイトを作っていた人たちは、最近はもうブログはオワコンだと嘆いていることでしょう。
しかし、サイト設計というのは、SEO対策において、すごい重要なことです。
サイト設計がしっかりしてるだけで、 SEO対策でかなり有利になります。
ただ、しっかりサイト設計している人というのは、ほんと少ないですね。
ほとんどの人はもう行き当たりばったりで、思いついた記事をどんどん書いていくっていうだけで、書いた記事をその時の気分でカテゴリー分けしていく人が多いのでそういうことにならないようにちゃんとサイト設計をしましょうという事です。
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、広告代理店でWebマーケティング担当と営業をしつつ、副業ブログで月50万円ほど稼いでいます。
今回は、IT業界、Webマーケティング業界に転職を考えているあなたへ、実際にWebマーケ担当として働いている私(つい最近退職しました)が、20代、30代の方に熱く語りたいと思います。
サイト設計とは?

サイト設計とは何か?ということを、最初にお話ししていきたいのですが、この話は私が思っているだけの定義になります。
サイト設計の定義
そもそも一般的にいわれる人たちとの定義とは多分違うので、戸惑うこともあるかと思います。
私が考えるサイト設計は「サイトとして最低限機能する必要最低限の完成形をサイト設計」だと思っています。
例えばシングルマザーの応援ブログをやるとすると、シングルマザーの人、シングルマザーになってしまった人の悩みが本当に解決するブログになるかどうかが問題です。
そこで解決できるだけの記事で、サイトを設計するっていうのがサイト設計です。
で、この時に完璧を目指す人が多いのですが、完璧を目指さなくて大丈夫です。
というのは、最初の段階でサイト設定をする時に、完璧を目指しても絶対に網羅できません。
何百記事もサイト設計の段階で考えるのは不可能です。なのでそういった無理をするのは止めましょう。
あくまで必要最低限のサイト設計を組めれば大丈夫です。
記事数で言えば20~30記事くらいの絶対必要な記事を考えてサイト設計をしましょう。
絶対にサイトとして必要な記事だけ考えて、それをサイト設計できればもうそれで大丈夫です。
サイト設計で重要なリンク構造

ここで、サイト設計の具体的な話に入って行くのですが、その前に、リンク構造の話をしておきたいと思います。
何故リンク構造かというと、サイトの本質というか、特徴というのはリンク構造にあると思っています。
http ていう言葉がありますが、 url とかで見ると思うんですが、これが何かというと hypertext transfer protocol の略です。
要するにハイパーテキストです。
webでページをやりとりする決まり事のことです。
この決まりごとをプロトコルと言うんですが、ハイパーテキストというのが何かっていうとページ同士がリンクでつながっていて、そのリンクを通じてユーザーがページ間を、行き来して自由に飛びまわれる仕組みがハイパーテキストって言うのです。
なので、普通の文章を超えるのがハイパーテキストになります。
ハイパーな理由は結局リンクがあるかどうかなんです。なので、紙媒体で言えば、例えば新聞とか雑誌、本というのは、リンクがないですよね。
だから、ここがやっぱり決定的に他の媒体と違うところだと思いますし、大きな特徴。
なので文章をいわゆるテキストですが、テキストよりもページ同士のリンクの繋がりの重要度というのが、やっぱり大きくなるのではないかと私は思っています。
なのでこの辺のリンク構造というのをしっかり意識してサイト設計するというのがすごい大事なことです。
サイト設計をするときのイメージは?

サイト設計するときにはイメージですが、ブログ全体のイメージを木のように考えると考えやすいです。
例えば、木の幹がサイトのトップページになります。
その幹から生えている太い枝というのが、カテゴリーとかまとめ記事と言われるものになります。
次にそこから生えてる細い枝というのが各個別記事になるイメージです。
理想的なサイト設計の形を木で表すと、ジャンルに偏りがないものです。
1ジャンルのみに記事が、たくさんあるというのは、サイト設計的にはNGです。
なので軸になる記事を起点に細い枝になるように、その細かい記事が存在しているサイト設計というのが理想的なサイトです。
それぞれがリンクでつながっていて記事同士がリンクで繋がっている状態
これが理想的なサイト設計です。
一方で、細かい記事がそれぞれ独立しているサイトというのもかなり多いです。
記事が点在していて内部リンクがないサイトです。
こういうのはサイトは、記事数がたくさんあるけれど、上位表示できてないブログとかサイトに多いサイト設計です。
あと記事のテーマに偏りがあるサイトはどうなるかというと、思いつきで記事を量産したサイトに多いのですけど、こういうのは後からサイト設計するのが難しいです。
上記の2つとも私もよくやった失敗なので、本当に実感してます。
例えば後で、サイト設定とかをして、記事をカテゴリーに入れていくとか、内部リンクで記事同士を繋げてくというときに、リンクが基本的にはうまく繋がりませんし、重複したり、まとめ記事が変なものになったりで、いいことはないです。
思いつきで量産しているので、この記事から内部リンクを出したいって思ってもその先の記事がないとか、それぞれがバラバラになってしまっているので、うまくサイトの構造を作ることができなません。
後々サイト設計をしようと思って内部リンクとかで、記事同士を繋ごうと思っても記事がないので、後からいっぱい記事を書くなどかなり無駄が多いです。
大体こういう事態になった時に、少し報酬が出だしたから、もっと報酬を得るためにランディングページに流したくても、出来ないことが多いです。
正直、思い付きで量産すると、後々面倒になるんです。だから記事を書き始める前にサイト設計を考えるっていうのが重要です。
サイト設計の考え方・方法

ここからサイト設計の考え方とか、具体的にお話ししていきたいと思います。
私ががサイト設定する時に、最低限考える項目というのは、
- 目的
- コンセプト
- カテゴリー
- 必要最低限な記事の内容
ここで、タイトルとか見出し、各記事の関係性、外部リンクのことは絶対考えるようにした方がいいです。
具体例を交えながらそれぞれ詳しく解説をしていきます。
今回はFXサイトのサイトを例に解説をしていきたいと思います。
目的

まず目的ですが、目的はサイトでユーザーに何をしてほしいか?が重要です。
例えばFXのサイトであればFX取引所の登録
もっと具体的に言えば楽天FXの登録をしてもらいたい
そういうことです。
コンセプト

次にコンセプトですが、コンセプトは誰が誰に何をどのように伝えるかというのが重要
になってくるところです。
目的達成のためにどういう切り口でサイトを作るか?
例えばFXで言えばFXの専門家がFX初心者にもわかりやすく教えてあげるとか、あとはFXの素人がFXを一緒に勉強しながら儲けていく様子もリアルタイムで、実況していくようなブログとか。
ここは自分のやり方に合わせて考えるんですが、とにかくコンセプトになるものを、最初に考えるということです。
注意点としては、コンセプトなので何か独自性とかオリジナリティというのがやっぱり必要になるんです。
よくある間違いが、FXのサイトを作ろうとしてFXについての情報発信をするサイトを作るというコンセプトにして、サイトを作ってしまう人がいるんですが、このコンセプトはダメです。
なんでかというとそれは別にコンセプトじゃなくて、FXのサイトななのでFXの情報発信をするのは当たり前。
コンセプトにはなりません。
そのサイトの中でどういうふうな情報をどうやって誰に伝えるのか?というのが重要なところで、だから例えばシングルマザーのブログをやるという時に、情報を発信するブログとかもコンセプトにはならないです。
もっと切り口を絞り込んだようなサイトにしないと、コンセプトにはなりません。
カテゴリー

次にカテゴリーですが、こんな感じのカテゴリーがあればFXを学びたい人がサイトに来た時に学べるんじゃないかなというのを、あげてみました。
- FXのはじめかた講座
- FXは安全か?セキュリティーは?
- 主なFXを扱う証券会社まとめ
- FXの投資運用報告
- FX最新情報
この辺のカテゴリーの作り方に関しては、上位のサイトとか他の強豪のサイトを見ながらこういうカテゴリーがあればいいんじゃないかなっていうのもを考えてみてください。
あまりカテゴリーの数が多すぎても良くないので、5つぐらいを目安に考えましょう。
今回で言えば
- FXのはじめかた講座
- FXは安全か?セキュリティーは?
- 主なFXを扱う証券会社まとめ
- FXの投資運用報告
- FX最新情報
この5つのカテゴリーを挙げてみました。
カテゴリーが決まったらそれぞれのカテゴリーの中で、どういう記事を書いていけばいいかというのを考えていきます。
この時はそこまで詳しい内容を考えなくてもいいんですが、タイトルの見出しと内部リンクはこの時に考えていきます。
必要最低限な記事の内容

サイトに必要最低限な記事を考えていくっていうところですが、この時に重要なことは上位表示できるかどうかっていうのは関係ありません。
だから競合が強いか弱いかっていうのは見る必要が全くないです。
よくある質問でこの記事は強豪が強すぎるんですけど書く必要がありますかっていう質問されることが多いです。
で私がその時にその方に答えるのは、そもそも強豪が強かろうが弱かろうがその記事がなかったら、そのブログとかサイトに来た読者が困るのなら、その記事は絶対に書いた方がいいです。
なので、必要最低限の記事というのはそういう記事のことです。
上位表示できるできないに関係なく自分のサイト、ブログに絶対必要な記事っていうのがおそらく20から30ぐらいはあるのでそういうのを考えるということになります。
なので、重要なことは読者の悩みを解決するための記事を考えることです。
例えばFXのサイトであれば、FXとは何かという基本から、FXの買い方とかも、この記事は上位表示できようが、競合も弱かろうが強かろうが、問題解決できる記事がないと、サイトとしておかしい。
なので、ちゃんと最初にそういうものを考えてから記事を書き始めるという事が重要です。
具体的なサイト設計の例を挙げてみた

例えばカテゴリーでFXの始め方講座というのを考えたのですが、その中に入る記事も、下記のようになります。
- FXとは
- FXで儲かる仕組み
- FXは安全なのか?
- FX始め方まとめ
- FXを扱う証券会社まとめ
- FXの運用方法
- FX証券会社とは
- FX売買レビュー
- FXの利益が出たら確定申告
- FXのリスク
こういう感じの講座形式で、最初から全10回で最後まで読んでもらったら、それなりの知識が手に入るっていいもので考えました。
こういう風に考えて、それぞれの記事のタイトルと見出しと外部リンクというのを考えていきます。
いくつか紹介すると、例えばFX講座という記事はこういう見出しと外部リンクにするというのサイト設計の段階で考えるということです
FXとはであれば、例えばFXとはで、メリット、デメリットを書いて、その次になぜFXが話題なのか?FXとはレバレッジを効かせられる取引で、小額から投資できるみたいな記事で書いていくということです。
見出しの中の細かい内容は、実際に記事を書いていくときに書けばいいんですが、見出し2に何が入るかというのを最初に考えるということは大事。
なんで見出しを考えるかというと見出しが決まると、記事を書いていくうちに、その中の細かいコンテンツもある程度決まってくるんです。
そして、コンテンツが決まってくると、そこに入る内部リンクというのを決めることができるので見出しを決めましょうということです

今回のコンテンツの中で入りそうな内部リンクというのを最初に想定するとすると。
例えばFXの買い方、あとFXの取引所とはとか、FX取引の詳細とか、通貨の種類とかそういうものです。
そういうものを内部リンクとして、後々入れておけるんじゃないかというのを最初に想定しておきます。
そういう事を、サイトを作るときのサイト設計の段階で、必要最低限な記事で全部やっていくということです。
面倒くさいと思いますが、やっておくのと置かないのでは後で全然効率が違いますし、狙っていないキーワードがいきなり上位表示したり、コンセプトから変更していかないといけない事態になることもあります。
FXの始め方講座でしたら、こういう内部リンクが想定されるので、実際にFXを売買してみたという記事であればこういう見出しと内部リンクが想定されるということです。
もちろん内部リンクに関しては記事同士がかぶってしまっても、全然問題ないので最初にタイトルと見出しと内部リンクを想定しておくと、必要最低限の記事が出来上がったときのサイト全体も全体像というのが全部出来上がることになります。
しっかりしたサイト設定ができるとSEO対策でかなり有利になりますで,サイト設計では被リンク、外部リンクいうのもかなり意識してください。
まとめ

最後に必要な事をまとめてみます。
目的とコンセプトとカテゴリー、必要最低限な記事内容あと、記事同士の関係性です。
だから記事のタイトルと見出しと外部リンクというのをそれぞれ考えていきます。
そこで、どんなものでしたらいいかっていうのが分からなければ、講座形式で初心者に教える内容のサイトにするというのがやりやすいんじゃないかなと思います。
なのでサイト設計をしてない人もかなりいるのですけど、ちゃんとお金を稼げる価値のあるブログを作りたいのであれば、サイト設計というのをきちんとしていきましょう。
ということで、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の記事が参考になって頂けたら嬉しいです。
このサイトではIT業界の最新動向を発信ているのでぜひ興味があれば、また来ていただけると幸いです。
ということで今日の記事は以上になりますありがとうございました。